KSR エンスト 遠心クラッチが・・・2019年06月30日 20時24分24秒

先週の月曜日の朝、会社まであと少しのところで、突然のエンスト

すぐニュートラルにし、再始動。

そしてギヤを入れたとたん、またエンスト。


状況はすぐ飲み込めたので、

足蹴りで助走をつけ、1速からスタート。そして会社まで。


そして、昼休みに確認。やはり遠心クラッチが切れない

これでは、右クランクケースカバーを開けなけらばならないので、

(勘違いしている人がいるようですが、4ストKSRでは、右クランクケースの調整ナットをいじっても、遠心クラッチ本体の調整はできません。シフトペダル連動のセカンダリクラッチの調整のみです。)

とりあえず、家に帰るために発進練習を・・・

何回か練習したら、いつも間にか切れるようになった。


で、帰還後の翌日からはNC700Xで通勤となりました。



そこで本日、遠心クラッチを確認しようと、右クランクを開けてみたら、

なんだか金属粉が多い。


フィルタを確認。

KSR オイルフィルタ

げっ!!

フィルタ穴の中にも

KSR 右クランクケース

廃油トレイの沈殿物は

KSR オイル 沈殿物


気を取り直し、原因を探りながら眺めていると

遠心クラッチ

遠心クラッチが斜めに・・・

一応比較のために、予備機を開けてみたら

KSR 遠心クラッチ 予備機

やはりまっすぐだ。


19mmディープソケットとインパクトで遠心クラッチを外してみると、裏側は。

KSR 遠心クラッチ 取り出し


なんと、プレートから出てるウェイトの支点が、2か所異常だ。特に頂点部。

KSR 遠心クラッチ 拡大

完全に破断している。


遠心クラッチにこだわっていたSpinmanは、ここで予備機から「移植」、

となるところだが、ここをばらすはめになるだろうと思い、


実はマニュアル化キットをポチっておいた。

(我ながら、今更かよ、って感じだが・・・・)


そしてあとは、サクッと組み上げ

KSR 遠心クラッチ 取り外し

めでたしめでたし

KSR マニュアルクラッチ化

それにしても、汚いエンジンだな。

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